【睡眠時無呼吸症候群】
無駄な思考除去マンの
歯科医師大島です。🤓
睡眠時無呼吸症候群というと
太っている人をイメージする人が 💦
多いかと思います。
しかし、
痩せているが、 💦
睡眠時無呼吸症候群と
診断される方は
沢山います。
なぜか?
現在では、
インターネットを通じて、
睡眠無呼吸症候群の情報の入手は
容易になっています。 👏
そして、
睡眠時無呼吸症候群と
「肥満」の関係やイメージが😟
できています。
確かに肥満による気道の狭小化は、
睡眠時無呼吸症候群の
主な原因になっています。
しかし、
痩せている人も、 😭
ひどいいびき、
無呼吸を発症する人がいます。
これには、
日本人に特有の「顎顔面形態」が
関係しています。 😮
欧米人に比べて、
現代の日本人の顔は、
「上下に長く、奥行きがなく、
あごがほっそりしていて、
凹凸がない」という特徴です。
この顔つきが
上気道を骨格的に狭くしています。😭
気道の太さは、
硬い組織である
上顎骨、下顎骨といった
顎顔面を形成する
骨の組織の大きさや形態、
すなわち
「入れ物の大きさ」と、
舌、扁桃、軟口蓋、
咽頭腔周囲の皮下組織といった
軟部組織、
すなわち
「やわらかい組織」との
バランスにより成り立っています。
ですから、
肥満の
睡眠時無呼吸症候群は、
舌や軟口蓋などへの
脂肪沈着によって
「やわらかい組織が大きい」事が
気道を狭くします。 😰
やせ型の
睡眠時無呼吸症候群は、
顎顔面の「入れ物が小さい」事が
気道を狭くします。😰
実際、
重症の睡眠時無呼吸症候群と
診断された日本人の30%程度は 😰
正常体型であるとの
報告もあります。
さらに、
「入れ物が小さい」に加え、
高齢化による筋力の低下や、
軽度の肥満傾向が、 😰
「入れ物が小さい
プラス中身が大きい」 、
日本人の睡眠時無呼吸症候群の
増加と重症化に
拍車をかけてます。
では、
なぜ、
やせ形の人でも
睡眠時無呼吸症候群になるかと
言いますと、
第2次世界大戦後 、
日本の食糧事情の欧米化が
進んでいます。 😰
近年ますます、
やわらかい食事を
好むようになっています。
また、
学校給食をふくめ
早食いが習慣化し、
噛む、咀嚼という
本来の生理機能が低下、
そして、
骨の発育も低下などが重なり、
上顎、下顎が小さくなっています。 😭
つまり、
食習慣を変えるか
必要であれば、
子供の頃から、 🌹
かみ合わせの改善や
歯を抜かない歯列矯正が
必要です。
成人の場合も、 🌹
歯を抜かない歯列矯正が
必要と考えます。
歯科でも
軽度であれば、
口腔内装着の治療が可能です。
長文のお付き合い
ありがとうございます。
少しでも、
この情報が、
皆様のお役に立つことを
祈っています。
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